簡易的な電源装置の作成②
今回の記事はfTomo監修です。(←なんだそれw)
どうも、Junの背後に張り付いているものです。
研究途中なので、あまり出したくないのですが電源装置を作ってみたので紹介したいと思います!
求めているスペック
- 20Vは出力される。
- 2Aでれば満足
- 扱いやすい
- 熱処理をしっかりする
- 大好きなハンダゴテwww.goot.jpを使用できる。
研究内容
初号機
初号機のメインの研究としては、三端子レギュレーターの発熱と電源用ACアダプタのスペックを確認するために作りました。
出来ることは、メイン出力のターミナル&XHから1.3Vから22Vを出力可能、サブのUSBからは3端子レギュレーターを通して5Vも出力、この2つが同時にできます。
三端子の発熱については、メインの方では秋月の54×50×15mmのヒートシンクと12Vの30mmファンを搭載しました。サブの方では、16×25×15mmの小型のヒートシンクをファンレスで使用しました。
放熱としては、メインの方は人肌並みの暖かさで保ってくれます(ハンダゴテ使用時)
サブは、スマホを充電してみると2秒以上触れないくらいの熱を持ちました。
ACアダプタは、試験用に24V0.5Aのものを使ってみました。結果としては、物足りなさを感じました。
次に、どのACアダプタを選べばいいのかわからなかったのでとりあえず秋月の中でバランスのいい24V2.7Aのものを買ってみました。結果としては、特にパワー不足も感じず問題ありませんでした。今は、学校などに持っていく場合は0.5A品、2.7A品は、据え置き型として使用しています。
反省点は、ファンレスはダメ、ケースがなくて持ち運びにくい、USBほぼつかわない、秋月の1000円もする電流表示機がすぐエラーからの死亡などです。
その反省点を克服するための2号機を制作しました。(している途中)
2号機
研究中です。
研究内容としては、ケース内での放熱は間に合うのか、タカチのプラスチックケースを使うのが初めてだったのでその加工、小型化、電源用のコンデンサの必要性です。
1号機からの変更点は、サイズ半分ぐらいの大きさ、USBなし、速攻で壊れた1000円はなしにして250円で満足w
電源用のスイッチの取付、ハンダゴテを使用するためのコネクタの取り付けがまだです。
2号機の研究成果は今度また書きます。(+回路図も作るかも…)
使用パーツ(重要な物のみ)
可変3端子レギュレーター
可変三端子レギュレータ KA350(LM350) 1.2〜33V最大3A: 半導体 秋月電子通商-電子部品・ネット通販
KA350を使用しています。この部品を選んだ理由としては、低価格(60円)で最大3Aとパワフルだからです。
可変抵抗
2kΩBカーブのものを使用しました。
KA350の仕様書では、5kΩになっていましたが電圧を調整する際に半分回すと最大値になってしまいました。それは流石にまずいのじゃないかと思い2KΩに変更しました。
ポリヒューズ
ポリヒューズはよくわからないのですが、3端子レギュレーターの定格が3Aだったので、2.75Aのものを使用しました。
電圧表示のやつ
秋月のホームページを見ていたら250円で電圧が出るもの見つけたので使うしかないだろうと思い使用しました。
まとめ
やっぱり電源装置は、買ったほうがいいw
あと電流制限、電圧制限やってみたい…
→電圧監視回路作れるかも…